スノーボードのゴーグルを購入予定だが、たくさんあってわからないなんて方も多いのではないでしょうか?
まず始めに、スノーボードのゴーグルはレンタルはなるべく避けて自分で購入するのが良いです。
初めて購入される場合は、試着を必ずして、できるだけ価格帯が高い物を購入される事をオススメします。
その理由をスノーボード歴20年の僕がここから詳しく解説していきます。
なぜ必要?
スノーボード時にゴーグルは必要不可欠な道具です。
雪がたくさん降っている日には滑っていると、目も開けられない程になります。付けておくだけで暖かさもあり、快適にスノーボードができます。
晴れている日でもゴーグルは必要です。なぜかというと、スキー場は紫外線がとても強い場所でもあるからです。太陽光が雪面に反射して眩しくて目も開けられないくらいになります。1日中、ゴーグルを付けずに滑っていると雪目になってしまいます。
※雪目…紫外線を受けて起きる目の炎症
その他にも木の枝などに目が当たったり、顔から転倒してしまうこともあります。そのときにゴーグルをしていれば、目や顔を守る事ができます。
ゴーグルの選び方
ゴーグルが大事な事はわかったけど、どんなものを選べばいいのか教えて欲しいという方に向けて、ゴーグルの選び方を詳しく解説していきます。
平面レンズ・球面レンズ
まず、ゴーグルには平面レンズと球面レンズの2種類があります。
平面レンズのゴーグルはその名の通り、レンズが平たい形をしたゴーグルになります。このゴーグルの特徴としては、平面な為、顔にフィットすることが多く、球面より歪みがなく見えることが挙げられます。
球面レンズのゴーグルもその名の通り、丸い形をしたゴーグルになります。このゴーグルの特徴としては、レンズと目の距離が離れている為、曇りにくいです。
一概にどちらが良いと言うのはないです。人によって合う合わないがある為、一度装着してみて試してもらうことが重要です。
レンズの色
ゴーグルには様々な色のレンズが付いております。晴れ、曇り、雪、ナイターなど様々な環境に合わせて最適なレンズも変わっていきます。晴れの日は暗めな色のレンズ、曇り、雪の日には明るめのレンズ、ナイターではクリアレンズがオススメです。
値段の高めのゴーグルにはスペアレンズと呼ばれるレンズが付属で付いてくることが多いです。だいたいが曇りや雪の日に使えるレンズが付いてくることが多いです。
シングルレンズ・ダブルレンズ
ゴーグルのレンズには1枚のタイプのものと、2枚が重なっているタイプのものがあります。
1枚タイプのレンズ(シングルレンズ)は安い価格帯のゴーグルに多く、曇りやすいです。
2枚タイプのレンズ(ダブルレンズ)は高い価格帯のゴーグルに多く、曇りにくくなっています。最初に話した高い価格帯のゴーグルを買った方がいいと話したのは、このレンズの枚数に違いが出るからです。スノーボードのゴーグルで致命的な事は曇ることです。滑っている時に何度も曇ってしまっていてはストレスにも繋がり快適なスノーボードができません。そのため、ゴーグルは少し奮発してでも高めのゴーグルを購入する事をオススメします。
調光レンズ・偏光レンズ
調光レンズとはそのときの光の具合に合わせて色が変化していくレンズの事をいいます。
偏光レンズとは光を抑えてくれるだけの通常のレンズとは異なり、光の乱反射を防いでくれて、快適な視界を保ってくれます。通常のレンズよりもはっきりと雪面の凸凹が見えます。
価格帯の高いゴーグルにはこのような機能が付いているレンズがたくさんあります。メーカーによって名前が異なります。いい機能のついたゴーグルで滑る事でより快適にスノーボードができます。
ジャパンフィット(アジアンフィット)
ゴーグルはフィット感がとても重要となります。どんなにいいゴーグルを買っても自分の顔の形に合っていないとそのゴーグルの性能を活かしきれません。特に大事なのがゴーグルと鼻の間の隙間です。ここに隙間がたくさんできてしまうと、滑っていると雪が吹き込んできてしまったり、自分の吐いた息で曇ってしまったりします。
ジャパンフィット(アジアンフィット)と書いてあるものは日本人の顔の形に合わせて作っているのでフィットしやすいです。
初めて購入する場合はお店で必ず試着してから購入しましょう!
オススメのゴーグル
SmithのSquad XL
筆者はこのゴーグルをいつも愛用しております。
平面レンズのゴーグルで調光と偏光レンズが搭載しているクロマポップレンズというものを使っています。大きいフレームになっている為、視界が広く快適に滑れます。
SmithのSquad MAG
先ほど紹介したSquad XL のレンズがマグネットで装着できるタイプです。
こちらもオススメです。マグネットでレンズ交換できるため、脱着が非常にスムーズでストレスがかかりません。マグネットのレンズの為、Squad XLより多少重さがあります。
bone(ビーワン)
骨伝導にて話せるゴーグルです。
滑っている時に、友達や恋人、家族と話しながらスノーボードが楽しめます!遠くを滑っていると声が届かないなんてことはよくあります。そんなときにこのゴーグルがあればすごく便利です。
イヤホンではなく骨伝導なので、耳が痛くなることもありません。
みんなこのゴーグルに統一しないと話せない為最低でも2個は必要です。
まとめ
本日はスノーボードのゴーグルの選び方について解説させていただきました。スノーボードをする上で視界はとても大事です。フィット感がとても重要となるので、初めて買う場合はお店で試着をしましょう。常に良好な視界の中でスノーボードができるように初めての方でもゴーグルはなるべく奮発していい物を買う事をオススメします。